23.  2006-12-15  「まちがい電話」

ある日、都内のとあるディスカウント・ショップに行こうとしていて、( ん? あのお店、今日
は休みじゃないよね?) と気になった私は、営業日 確認の電話をかけてみる事に・・・。

「もしもし〇〇〇ですか?」 「〇〇〇は東京だ!! 頭に03つけろ!! いい加減にしろ バカっ!! 」
いきなり怒鳴られ、あやまる間もなく叩き切られてしまいました。ビックリしたけれど私の
かけた先はウッカリ市内。都内23区にかけるにはホントに03をつけないといけません。
あの様子だと毎日のように 「〇〇〇 ? 」 などと かかって来るのでしょう。

気持ちは とてもよく わかります。以前私も、車の〇ヨタの関連会社と電話番号が1個
だけ違っていたせいで、毎日 「 〇ヨタさん? 」 と、かかって来て随分 迷惑しましたから。
その会社に電話して、さんざん すったもんだして、とうとう相手の番号を変えてもらい
ましたっけ・・・。

まちがい電話というのは、本当に迷惑なものですが、つい先日、こんな事がありました。

前夜からずっとデータ処理に没頭していた私は、呼び出し音を聞いて飛び上がりました。
時計を見ると何と朝の6時です。こんな時間に電話なんて、身内に何かあったのでは?
と思い、緊張して受話器を取ってみると・・・、

「サトシ 出しなさいよ!!!!!! 」と、エライ剣幕の女性からでした。私が唖然としながら
「はっ
? 」と聞き返すと、その女性はさらに怒鳴りました。「 サトシを出せって
言ってるのよ
!!!! そこにいるのは わかってんだから!!!! 」一瞬 振り向いてサトシを
探してしまったぐらいの勢いです。

「この家にサトシという人間はいませんよ。何番にかけたんですか? 」と言うと、
女性は「えっっ
?!?!! 」と驚き、小さい声で「・・・すみません・・・」と電話を切った
のです。朝の
6時ですよぉ。たまたま起きていたから いいようなものの ビックリ
しました。

おかげで色々想像してしまいます。ちっとも帰って来ない夫だか恋人だかのサトシ
を待って、昨夜は一晩中モンモンと嫉妬の炎を燃やし、一睡もしていないのだろう
とか。サトシの愛人に見当がついていて、電話番号もすでに知っていて、どうして
くれようと怒り心頭なのだろう・・・とか。なのにイザかけようとしたらドキドキ
して手も震え、番号間違えた・・・とか。わざわざ朝を待ってから電話したのは
( 夜中にかけちゃ悪い ) なんて、非常時に変な常識行動をしてしまう お人好しなの
だろう・・・とか。色々膨らんでしまいます。
そんな男とは別れてしまいなさい。気の毒に〜。

サトシ。おいっ。聞いてるか サトシ !!!  浮気しちゃダメだぞぉぉぉ ()


      24.  2006-12-18  「寄生虫のウヒャ〜な話」

今回、タイトル通りの気持ち悪い話を書きますので苦手な方は読まないでくださいねっ。

私は寄生虫が好きなわけではないのだけど、以前 獣医さんに色々な話を聞いてから、
興味を持つようになりました。

例えば広東住血線虫。ネズミがマイマイを食べる時に一緒に線虫の卵も食べてしまう
ネズミの中で育ち糞と一緒に外へその糞をマイマイが食べるマイマイの中で卵
を産むネズミがマイマイを・・・と以下繰り返されるようなのだけど、すごいな〜と思う
のは、生物の体の中に入った広東住血線虫が、必ず脳を目指すという事。

確か羊アリアリ・・・と渡り歩く寄生虫もいて、やはり脳を目指す。アリの脳に
食いついてアリを乗っ取った寄生虫は、その体を操って草の先っぽに登らせる。
なぜって、草と一緒に羊に食われる(羊の中に入る) 為なんですねぇ。すごいでしょ〜。
エイリアンみたいでしょ〜。

前述の線虫は、マイマイを触った手をよ〜く洗わないと、その手で何か食べた時などに、
人間の中にも入って来て、脳を目指すそうで、まさか人間の場合は支配されたりしない
けれど、脳に噛み付かれると、そりゃ〜もう、物凄い頭痛がするらしいのです。いつだ
か、日本国内でも広東住血線虫のせいで亡くなった方もいましたよね。

恐ろしいのは、薬がない事。頭痛薬も もちろん効かず、寄生虫が死ぬまでの約2週間、
( 寿命らしい ) ただただ激痛に苦しんでしまうようで・・・。線虫の中には、爪と肉の間に
無理矢理入って来る、針金みたいな奴もいるというから、ホントにすごい・・・。ヒ〜〜っ。

ところで先ごろ、イタリア政府が痩せ過ぎのモデルを規制するという動きに出たそうで、
私もパリコレなどをTVで見たりした時に、スーパーモデルと言われる人たちの あまりに
も悲惨なガリガリさに ( 怖っ ) と思ったぐらいなので、このガリガリ・モデル規制には
大賛成。きっと今に健康的な美しいファションショーが見れそうで楽しみです。

・・・で、ガリガリ・モデル全盛の時代、とにかくガリガリに痩せてないとスーパーモデルに
なれないって事で、サナダ虫の卵を飲む人もいたっていうからビックリです。

寄生虫研究家の大学のエライ先生が言うには、サナダ虫は体内に入ってもおとなしく
て、噛み付いたり暴れたりしないから痛みも起こらず、毒素も出さないから全く害がな
い。ただ腸に棲みついて栄養を失敬するだけ・・・だそうで、つまりサナダ虫に寄生され
ると、スーパーモデルの方々は、夢にまで見た大好きなケーキを、パクパク食べてしま
っても太らないばかりか、苦労しなくてもドンドン痩せられる・・・。
サナダ虫様様〜〜という事なのです。

この話を聞いて以前私が描いたのが「拒食の影」という作品。そう・・・憎めない魔物の
元ネタはサナダ虫くん !!!! ( 爆 )

ちなみにこの寄生虫研究の先生は、ご自分の腸の中でサナダ虫を飼われているそう
です。名前までつけて可愛がっているとかで、時々トイレでシッポを見かけると中に戻
してあげるんだそうです。ウヒャ〜〜っっっ。

先日、私同様、よく肥えた友人が「痩せた〜い。でも努力するの嫌いなんだよね〜。
楽して痩せられないかなぁ〜。は〜〜ぁ。」 と嘆くので 「だったら、サナダ虫の卵を
飲んでみたら? 育つとケッコウ可愛いし、ダイエット手伝ってくれるみたいだよ〜。」 と
冗談を言ったら、笑うでもなく、思い切り静かに引かれてしまいました。

う〜〜ん・・・。 まぁ、当たり前か・・・・。


            25.  2006-12-20  「ご近所猫めぐり」

私の住んでいる建物の周囲には猫たちがたくさんいます。

基本的にはペットが禁止されているので、飼いたくても飼えない人たちは、みんな近所
の野良猫に優しく、台風が来ようと雪が降ろうと、毎日同じ時間にキッチリと餌をあげる
上に、ちょっとでも異変があると、自腹切って病院に連れて行ったりしています。

野良猫がやたらに増えても可哀想だという事で、ちゃんと計算して、やはり自腹で避妊
手術をしていたりもします。そういう献身的なおば様たち ( 総称 = 猫ババー ) が、一人
や二人でなく、複数おられるので、近所の猫たちは、いつもみんな元気で長生き。
というわけで、今日は ご近所猫のご紹介・・・。
       
◆ボス猫の 「ミケ」。
  何と野良なのに現在13歳。

近くにある薬局近辺がテリトリー。プラ
イドが高く、人間には媚びません。病気
猫や弱った猫には とても優しい人情
家。薬局の人たちには なぜか 「ジュ
ンコちゃん」 と呼ばれ、私とは、子猫の
頃からの付き合いです。ミケの機嫌が
悪く、呼んでも振り向きもしない時、試
しに 「ジュンコちゃ〜ん」 と声をかけて
みたところ、ギョッ!!!! とした顔をして、
私を凝視していたのが とてもおかしい。
この写真は、カメラを向けられるのが
嫌いなので シッブ〜イ顔になってます。

◆ 通称 「 おしゃべり猫 」

人見知りのクセに、気に入った人間が来ると二ャガ二ャガと語り出し、ず〜っと話し続けます。少しでも離れようとすると

二ャガ二ャガ
と声がでかくなり、仕方なくしゃがむとまた元に戻ります。いったい、何をしゃべっているのやら・・・。       
                      

      
    
    


◆ なでて猫の「タロコ 」

いつでもどこでもドシッ。なでてけ〜な猫。
上のおしゃべり猫の後ろにも写ってます
が、その場ですでに寝転がってました。
問題は、彼女の神経が太く、どんな汚い
場所でも近づくと寝転んでしまう事。お腹
をグワシグワシとなでると、笑った顔に
なります。

他にも まだまだたくさんいるけれど、それはまたいずれ・・・。最近、彼らを撫で回して
いて思う事は [ 昔の野良猫は もっとサラサラだったぞ---!!!! ] という事。なぜなので
しょう。彼ら 何だかとってもオイリ〜なのです。餌が良すぎるのでしょうか。そういえば、
皆、野良だというのにキャット・フードしか食べないし、しかも銘柄指定だったりするし・・。
猫ババーに甘やかされているので、オカカだの煮干だのは、持って行っても フンっ
されますからね〜。栄養価の高い餌を食べるとオイリ〜になるのでしょうか猫って・・・。

おかげでいつも、猫に触った後の私の手は、クワンクワンな感じです。う〜〜ん;;;;


             26.  2006-12-22  
            「
ホントのところ 妖精は いるのか?

ふだん、幽霊の話をするでもなく、不思議体験にも特に興味を持っていない
ごく普通に現実的な友人が、ある日 真面目な顔で こう言いました。
「あのさぁ、妖精っているのかなぁ・・・」と。

語られた体験は次のようなものです。
その日、彼女は自宅で一人 留守番をしていました。キッチンからは隣の和室
が見えています。その和室の中央のちゃぶ台と床の間、それぞれには花瓶に
花が挿してありました。彼女が何気にそちらを見ながらキッチンで紅茶を飲
んでいると突然、床の間の花が
1本だけ クイ〜ン まるで何かが乗った様
に曲がったかと思ったら
ピーン と跳ねて元に戻った・・・・と。

現実的な彼女の事ですから それを見て真っ先に、ゴキブリが花にたかったの
か・・・と思ったそうで、和室に行ってみたのですが虫など
どこにもいませ
んでした。仕方なく席に戻り再び紅茶を飲んでいると、今度は
ちゃぶ台の上
の花が
1本だけ クイ〜ン と曲がり、そのままユサユサと動いているではな
いですか。彼女は急いで近付きました。その花には虫はおろか、しなる様な
原因になるものは何ひとつありません。なのに目の前でユサユサと
1本だけが
揺れており、手で触れようとしたとたん ピ―
--ンと跳ねるように また元に
戻った・・・というのです。

ふだん、妙にロマンチックな事を言うでもなく、夢みがちでもない彼女の口
から
こんな話を聞かされると、本当にそれは妖精だったのではないか・・・
みたいな気がしてきます。

でも、どうなんでしょう、妖精って。今ひとつピンとせず、別の友人にこの話
をすると、「妖怪まで見た事あるクセに、何で妖精は信じないの
?  妖精なん
て妖怪みたいなものじゃん。」と
あっさり言われてしまいました。う〜〜ん。
私は現実主義ではないけれど、体験主義的な人なので、何とも判断がつきませ
ん。何しろ 妖精だっ
!! てモノ、見た事ないですからね。

ちなみに体験談を語ってくれた友人ですが、この数日後、紅茶を飲もうとし
たら、まだ開けてから間もない茶葉の缶なのに、香りがすっかり飛んでしま
っていたそうです。ものの本によると、妖精は紅茶が大好きで、家人が開け
たばかりの紅茶缶から、旨みと香りを吸い取ってしまう・・・とか。

すると やはり妖精は いるのだろうか・・・???


            27.  2006-12-24  「クリスマス〜。」

以前は、毎年毎年クリスマスといえば仕事仕事で、全く遊んだりできなかったのです
が、ここ数年は それなりに楽しめています。とりあえずクリスマスと言えば、ケーキ !!!
という事で、これまでのミハラ作 ・手作りケーキをご紹介。

            

左の物は初めてのトライで、まだスポンジが焼けなかった頃の作。ベリー系をたくさん
乗せて作ったタルトです。中央のは生バラとイチゴを乗せたショート・ケーキ、左はクリス
マスらしさを意識するようになって作ったキャラメルバナナケーキ。クリームにキャラメル
が入っているのでバナナと良く合い、バカウマ〜な出来に。

 で、今年はもう少しバージョンアップして、チョコレート・キャラメル・ショートケーキ!!!

                 

こんなカンジに出来ました〜。オイスィですよ〜 (
たぶん ) ホホホホ。キレイな物と美味し
い物が大好きなので、この時期やはりテンションが上がりますワ〜。
ウチのクリスマスは だいたいこんな
ところです。

           

あとは料理しなくちゃね〜。という事で、みなさまも楽しいクリスマスをお過ごし
ください。ではでは・・・。

MERRY CHRISTMAS !!!



                  

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